東京都『Be Smart Tokyo』の支援を受け、東京建物株式会社「東京建物日本橋ビル」にて空間情報管理システムを実装
株式会社Nefrontは、東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』の支援を受け、東京建物株式会社の「東京建物日本橋ビル」において、空間情報管理システム「IndooAR」の実装を進めています。2026年1月23日にCIC Tokyoおよびオンラインで開催された「Be Smart Tokyo 2025年度 DEMO DAY 第①弾 〜環境、ウェルネス、不動産DX Day〜」にて、「ARを活用した複数棟ビルの効率的な集中管理」と題して弊社代表 今村翔太が登壇し、取り組みを発表しました。
ビル管理の現場は、1棟に管理員が常駐する形から、近隣の複数の建物をまとめて担当する「多棟管理」へと移りつつあります。ただ、1人が受け持つ建物が増えるほど、設備がどこにあるのか、過去にどんな修繕をしたのかといった情報は、それを知っている人に頼ることになります。担当が変わるたびに現場が手探りになってしまう。この属人化が、多棟管理の課題でした。
「IndooAR」は、建物内に貼ったQRコードを読み取ることでスマートフォンが自分の居場所を把握し、その場所に紐づいた点検メモや設備情報を、AR(拡張現実)でカメラ映像に重ねて表示します。東京建物日本橋ビルでの実装では、これまでExcelや紙で管理されていた情報を、建物の「どこ」の情報なのかという形に置き直しました。
その結果、その建物に不慣れなスタッフでも、現地でスマートフォンをかざせば必要な情報にたどり着き、迷わず点検を進められることを確認できました。今後は既存のBIMデータや点検システムとの連携を強化し、ベテランの知識が特定の人に留まらない、多棟管理の基盤として使えるようにしていきます。
会場では、東京建物の中井氏より「理屈では可能でも実際にはできていない、現場の人に使ってもらう泥臭い部分をNefrontが担ってくれた」とのコメントをいただきました。
Nefrontは今後も、建物の図面・点検記録・設備情報を空間に紐づけて扱える基盤の提供を通じて、建物の維持管理業務の効率化に取り組んでまいります。
出典:CIC Institute「Be Smart Tokyo 2025年度 DEMO DAY 第①弾 〜環境、ウェルネス、不動産DX Day〜 開催レポート」(2026年1月30日公開)
■ 東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「 Be Smart Tokyo 」について
東京都では、デジタルを通じて都民の生活の質向上を目指す「スマート東京」の実現に取り組んでいます。都民の生活をより便利により豊かにするサービスを実装する事業として、東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」を2022年度より開始しています。スタートアップが手掛ける多様なスマートサービスを都内で展開することで、都民の生活の便利さとQOL(Quality of Life)を高めることを目的としています。
東京都 プロジェクトページ:https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp
■ CIC Institute について
CIC Institute は、世界各国でイノベーションセンターの運営や関連プログラムを提供する CIC の専門チームです。ディープテック関連のスタートアップ支援やイノベーションエコシステム構築における知見を活かし、産学官民と連携して多くのプロジェクトを推進することでイノベーション創出を促進しています。
■ Nefrontについて
NefrontはAIやARなどのテクノロジーを駆使し、建物の情報をわかりやすく見える化することを目指しています。
GPSが届きにくい屋内環境でも、画像認識技術を用いて位置を特定し、案内やARコンテンツの表示、情報・物品の管理を可能にする空間情報管理システム「IndooAR」を開発しています。
また、多数のPDF図面から種別や特徴キーワードで必要な図面を迅速に検索できるAI図面検索サービス「Filefront」も提供しています。
■ 会社概要
・会社名:株式会社Nefront
・住所: 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
・代表者氏名:今村翔太
・設立年月:2021年6月
【本件に関するお問い合わせ】
・担当:今村
・メール:info@nefront.com